本/雑誌
歴史学派とドイツ社会学の起原 学問史におけるヴェーバー資本主義論 / 原タイトル:Die Entstehung der Kapitalismustheorie in der Grundungsphase der deutschen Soziologie (MINERVA人文・社会科学叢書)
竹林史郎/著 田村信一/訳 山田正範/訳
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発売日 | 2022年07月上旬発売 |
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商品説明
本書はドイツ社会学の黎明期における資本主義論、とりわけマックス・ヴェーバーのそれが成立する過程を探る。同時代の著述家たちの膨大な文献を渉猟して、従来曖昧であった歴史学派から初期社会学へと至る道筋を実証的に跡付け、ヴェーバーやゾンバルトの資本主義論がいかなる学問史的文脈に立脚するかを解き明かしている。ドイツにおいて高い評価を得た日本人研究者による、ドイツ社会学の起原に迫る労作。
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収録内容
1 | 第1部 シュモラー、ブレンターノ、ビューヒャーの歴史的国民経済学(一八九〇年前後におけるドイツ国民経済学「歴史学派」の学問的状況 |
2 | ブレンターノの一八八八年および一八八九年の就任講演 |
3 | シュモラーの一八九〇年前後の連載論文 |
4 | ビューヒャーの段階論 |
5 | ビューヒャー段階論研究をめぐる論争) |
6 | 第2部 ゾンバルトとヴェーバーの「社会科学」(二〇世紀初頭におけるゾンバルトとヴェーバーの学問的立場 |
7 | ゾンバルトの一九〇二年の資本主義論 |
8 | ヴェーバーの一九〇四・〇五年における方法論と歴史的研究 |
9 | ゾンバルトとヴェーバーにおける「資本主義」理論) |
10 | 第3部 国民経済学「新歴史学派」から初期ドイツ社会学へ(歴史的国民経済学の理論化 |
11 | 社会科学・社会経済学・社会学 |
12 | 国民経済学と社会学の起原) |