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商品説明
道路沿いにひっそりと佇み、食事を提供するドライブイン。それは道路建設に沸き、クルマや観光旅行が普及した昭和に隆盛し、現在は徐々に消えつつある。そんな全国各地のドライブインに通い、店主の話にじっくり耳を傾けると、人の歴史、店の歴史、日本の戦後史が見えてくる―。足を使い、時間をかけた取材が見事に結実した、傑作ノンフィクション。
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収録内容
1 | プロローグ 酪農とドライブインの町―直別・ミッキーハウスドライブイン |
2 | 1 ハイウェイ時代(かつてハイウェイ時代があった―阿蘇・城山ドライブイン |
3 | 東海道はドライブイン銀座―掛川・小泉屋 ほか) |
4 | 2 アメリカの輝き(一九六六年のピザハウス―かつて都心にドライブインがあった |
5 | グッド・オールディーズ―平塚・ペッパーズドライブイン ほか) |
6 | 3 花盛りの思い出(観光バスはどこまでも―能登・ロードパーク女の浦 |
7 | レトロなオートレストラン―群馬・ドライブイン七輿 ほか) |
8 | 4 移りゆく時代に(きたぐにの冬―青森・わかばドライブイン |
9 | 目的地はドライブイン―栃木・大川戸ドライブイン ほか) |
10 | 5 店を続けること(霧に包まれた道―津山・ドライブインつぼい |
11 | 雪に覆われた道―南魚沼・石打ドライブイン ほか) |
12 | エピローグ 戦後―鹿児島・ドライブイン薩摩隼人 |