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萩尾望都がいる (光文社新書)

長山靖生/著

1078円
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発売日 2022年07月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2758565
JAN/ISBN 9784334046200
メディア 本/雑誌
販売光文社
ページ数 322

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』『イグアナの娘』...1949年生まれの萩尾望都。大島弓子、山岸凉子ら革新的な少女漫画家の中でも常に筆頭に挙げられ、50年以上にわたり時代の先端で新たな普遍的表現を切り拓いてきた。SF評論家である著者にとって萩尾望都は、まず美しく繊細な少女や少年の描き手であり、SF作家であり、自由と対等と共生の模索者である。戦後日本が唱えつつも未だ意識改革できていない課題―ジェンダー、多様性、親子関係等々について、その理想を失わず更新させ続けた表現者だ。本書では萩尾作品そのものの鑑賞と、その活躍の軌跡、また小松左京や橋本治をはじめ「誰がどう萩尾作品を論評してきたか」を通して魅力を存分に伝えるとともに、戦後社会がまだ達成できていない希望を見つめ直す。

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    収録内容

    1 第1章 双子と自由とユーモアと―踊るように軽やかな表現の奥に
    2 第2章 美しい宇宙、孤独な世界―萩尾SFが求める多様性社会
    3 第3章 少年と永遠―時よ止まれ、お前は美しい
    4 第4章 大泉生活の顛末と心身の痛み―少女漫画史再考1
    5 第5章 「花の二四年組」に仮託されたもの/隠されたもの―少女漫画史再考2
    6 第6章 SF少女漫画の夜明け―先人たちの挑戦と萩尾望都の躍進
    7 第7章 次元と異界の詩学―漫画で拓いたSFの最先端
    8 第8章 親と子、その断絶と愛執―母娘問題の先取り
    9 第9章 ふたたび、すべてを―私たちが世界と向き合うための指針として

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