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商品説明
人生はままならない。だから人生には希望が必要だ。深夜ラジオを聴いた部屋で、祖母と二人きりで行った富士サファリパークで、仕事のためにこもった上野のビジネスホテルで、仮病を使って会社を休んで訪れた石垣島で、ボクが感じたものは希望だったのか―。良いことも悪いことも、そのうち僕たちはすべて忘れてしまう。だからこそ残したい、愛おしい思い出の数々。著者初のエッセイ集。
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収録内容
1 | セックスしなくても幸せだった夜 |
2 | 逃げて逃げて今がある |
3 | 映画館の席は必ず端に座ることにしている |
4 | そもそも、エモってなんだ |
5 | あなたの関節を全部折ります |
6 | 死にたいんじゃない。タヒチに行きたいんだ |
7 | 写真の中のあの人は、どんな声をしていたのだろう |
8 | 彼女は駅のホームで突然「バカ」と短く言った |
9 | きっと今日も僕はリサイクルされている |
10 | 偉そうにするなよ。疲れるから〔ほか〕 |