本/雑誌
道徳および立法の諸原理序説 下 / 原タイトル:AN INTRODUCTION TO THE PRINCIPLES OF MORALS AND LEGISLATION. (ちくま学芸文庫)
ジェレミー・ベンサム/著 中山元/訳
1540円
ポイント | 1% (15p) |
---|---|
発売日 | 2022年08月中旬発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
追跡可能メール便利用不可商品です
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「政治と道徳の学問の土台をなす真理は、数学のような厳密な学問的な調査によらなければ、そして比較を絶するほど複雑で広範な調査によらなければ、見いだすことはできない」。序文に記されたこの言葉通り、本書全体の三分の一を占める長大な「第16章 不法行為の分類」においてベンサムは人間の不法行為のありようを執拗に追跡し、精緻な考察を繰り広げていく。そこに映し出されるのは、科学に立脚して立法と道徳を問いなおし、完全なる法体系を打ち立てんとするベンサムの強靱な意志である。幸福とは、人間の道徳とは、そして法の目的とは―。哲学史に燦然と輝く重要古典、待望の完訳。
関連記事
収録内容
1 | 第14章 刑罰と不法行為の均衡関係について |
2 | 第15章 刑罰に与えるべき特性 |
3 | 第16章 不法行為の分類 |
4 | 第17章 法理学の刑法分野の境界について |
5 | 結語としての覚書 |