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商品説明
西洋が形成されたのは、「中世」と呼ばれる期間である。そして「中世」とは、キリストの「死なない死体」にとり憑かれた時代であった!都市はなぜ死体を中心に繁栄したのか。愛を説く宗教がなぜセックスを原罪とするのか。誰もが知っているはずなのに、誰も明確には答えられない謎に挑んだ果てに見えてくるものとは...。平易に語られる瞠目の真実が資本主義の本質を照らし出す。
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収録内容
1 | フィリオクエをめぐる対立 |
2 | 信仰の内に孕まれる懐疑 |
3 | 二本の剣 |
4 | 謝肉祭と四旬節の喧嘩 |
5 | 罪から愛へ |
6 | 聖霊と都市共同体 |
7 | “死の舞踏”を誘発する個体 |
8 | 聖餐のカニバリズム |
9 | 教会を出産する傷口 |
10 | 空虚な玉座に向かう宮廷愛的情熱 |
11 | 利子という謎 |
12 | 「物自体」としての聖地 |