著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
人々の内面的な世界像を形作るキリスト教由来の公共概念の「共有」が、市場の秩序付けにおける制度の有効性と発展に帰結した西洋。制度による市場秩序構築でなく、身近な他者との間で培われた文化的な規範が、市場の秩序形成の方法として選ばれた日本。文化と制度の対比から日本と西洋の資本主義発展の違いを読み解く。
関連記事
収録内容
| 1 | 第1章 日本の文化と制度 |
| 2 | 第2章 世界像と制度のコスト |
| 3 | 第3章 明治維新前の長期成長の過程 |
| 4 | 第4章 鎌倉時代における日本の宗教的変化 |
| 5 | 第5章 室町時代の制度と信頼水準 |
| 6 | 第6章 徳川期経済成長の文化的基礎 |
| 7 | 第7章 明治維新後の日本の経済と文化 |
| 8 | 第8章 日本の文化と集団主義 |
