本/雑誌
カントと人権 / 原タイトル:KANT UND MENSCHENRECHTE (叢書・ウニベルシタス)
レザ・モサイェビ/編 石田京子/監訳 舟場保之/監訳 高畑菜子/訳 田原彰太郎/訳 平出喜代恵/訳
6600円
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発売日 | 2022年08月下旬発売 |
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商品説明
貧困な戦争の絶えない世界で、いまなお喫緊の実現課題である「人権」。その思想的根拠を与えたとみなされる哲学者カントはしかし、道徳や政治や法をめぐる著作において、決して現代的な意味での「人権」を思索していたわけではなかった。カント哲学が今日の課題に寄与しうる点を明確にするとともに、齟齬や欠落を生じる難点も摘出することで、倫理学・法哲学の現在を読み直す12本の論文集。
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収録内容
1 | 1 人権―カントとともに(「生得的権利は唯一である」。カントに人権の哲学はあるか |
2 | 人権を根拠づける原理―カントにおける内的な法義務という概念 |
3 | 人権の根拠としての自律 |
4 | カントの法哲学は人間の尊厳を必要とするか |
5 | カント、社会的人権、援助義務 |
6 | カントによる歓待の権利を再生する試み) |
7 | 2 人権―カントなしで(も)(カントの法概念とその義務論的基礎 |
8 | カントにおける人権の問題 |
9 | 人間性の権利と人権) |
10 | 3 インスピレーションとしてのカント(人権の意味と基礎―カント的構成主義のパースペクティヴ |
11 | 自己要求として自己自身の人権を主張すること) |