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商品説明
著者は五千部落の半数以上を歩き、課題が起きればそこに直行して、共に学び、ともに取り組み、その事実を克明にレポートしてきた。二三歳の堺市耳原部落のルポルタージュから始まって、八八歳の『部落問題解決過程の証言』まで六五年間にわたるそれを集大成したのが、「東上高志の仕事」全三巻だ。その完結篇として本書が編まれた。著者は「ジャーナリスト、研究者、実践者をミックスしたもの」と自己分析しているが、部落問題全般を網羅した業績は希有のものと言うべきだろう。今後部落問題を学び、研究する人びとの必携の書の誕生である。
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収録内容
1 | 第1章 これが戦後日本の青春だ―土佐の山村の物語(チベットにある部落 |
2 | 解放のたたかいと教師 ほか) |
3 | 第2章 日本教育の青春と責善教育そして勤評闘争(インタビュー町長と部落問題・責善教育―片田良穂さん |
4 | インタビュー責善教育を体現した教師―岡本佳雄さん ほか) |
5 | 第3章 戦後同和教育のあゆみと特長(戦後同和教育の歩みの概要 |
6 | 友よ来たりてこの道をあゆまん―敗戦から勤評闘争まで ほか) |
7 | 第4章 座談会・日本教育の危機とどうとりくむか(この座談会の成り立ち |
8 | 日本教育の危機と同和教育 ほか) |