本/雑誌
量子の不可解な偶然 非局所性の本質と量子情報科学への応用 / 原タイトル:L’IMPENSABLE HASARD
ニコラ・ジザン/著 木村元/訳 筒井泉/訳
2750円
ポイント | 1% (27p) |
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発売日 | 2022年09月中旬発売 |
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商品説明
量子の世界では、遠く離れた場所にいる2人の同時に投げたさいころが必ず同じ目を出す、という常識的には考えられないことが起こってしまう。しかし、そのような非局所的な相関関係が成り立つのであれば、片方の1人がさいころの出る目を操作することで、どんなに遠く離れた相手にも瞬時に情報を送れてしまう。つまり、光速を超える通信が可能になってしまうのだが、そんなことは本当に実現できるのだろうか。どちらの「非常識」が新しい科学の「常識」となるのか、その鍵を握る量子の本質的な「偶然性」について、量子物理学の第一人者がそれ真髄を丁寧に説明する。アインシュタインを“打ち負かす”実験で知られる物理学者アラン・アスペによる序文を収録。量子論は驚くほど整合的で美しい!
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収録内容
1 | 前菜 |
2 | 局所相関と非局所相関 |
3 | 非局所性と真のランダム性 |
4 | 量子複製の不可能性 |
5 | 量子もつれ |
6 | 実験 |
7 | 応用 |
8 | 量子テレポーテーション |
9 | 自然は本当に非局所的なのか |
10 | 非局所性の新しい展開 |
11 | 結論 |
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