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商品説明
睡眠、血圧、体温、ホルモン分泌...。体の中で起きているほとんどの生理現象は24時間の生体リズムを示します。一体なぜか。その謎に答えを出したのは、時計遺伝子でした。37兆個の全細胞に存在する時計遺伝子が臓器のリズムを作り、脳の視交叉上核という小さな部位が司令塔となって、全身の「時間」を司っていたのです。哺乳類における生体リズム研究の第一人者が、その分子機構から、睡眠障害・生活習慣病の関係までを解説。
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収録内容
1 | 第1章 からだのリズムを作る時計遺伝子 |
2 | 第2章 生体リズムはどこで作られるのか?―時計中枢の発見 |
3 | 第3章 時間情報の送信ルートを特定せよ―脳から全身の臓器に至るまで |
4 | 第4章 時計遺伝子は細胞分裂の時間も決める |
5 | 第5章 光と時計遺伝子の深い関係―「朝日を浴びると良い」理由 |
6 | 第6章 生活習慣病と時計遺伝子―高血圧を分子レベルで解明する |
7 | 第7章 時差ぼけはなぜ起こるのか?―生物が初めて直面したリズム異常 |
8 | 第8章 視交叉上核の謎を解く―朝型・夜型遺伝子の発見と睡眠障害治療薬の可能性 |
9 | 第9章 睡眠と時計遺伝子―霊長類の時計と睡眠覚醒リズム |
10 | 第10章 なぜ生物は体内時計を持つようになったのか―からだの「時間」を作る様々なメカニズム |