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商品説明
二〇世紀を代表する作家・プルースト(一八七一~一九二二)。その生涯をかけて執筆した『失われた時を求めて』は著名だが、長大さや難解さから挫折する人も多い。本書は絵画を手がかりにそのエッセンスを紹介。彼が作品で描いた恋愛、同性愛、死、ユダヤ人、スノビズム、時間、芸術論などの主題をわかりやすく案内する。この大作の個人全訳を成し遂げた、プルースト研究の第一人者による最良の入門書。図版六九点収載。
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収録内容
1 | 第1章 人生と芸術―スワンと「私」の恋(スワンの恋 |
2 | 「私」の恋1―ジルベルト ほか) |
3 | 第2章 死と永遠の生(忘却されるアルベルチーヌ |
4 | 永遠の母親 ほか) |
5 | 第3章 肖像と「時間」(シャルリュス男爵とエル・グレコ |
6 | ゲメマント公爵とレンブラント ほか) |
7 | 第4章 情景の描写―暗示された画/隠された画(ホテルの中庭とブリューゲル |
8 | 骨董屋の室内とレンブラント ほか) |
9 | 第5章 芸術の創造―エルスチールの絵画(画風の模索―エルスチールの初期作品 |
10 | プルースト文学の到達点―エルスチールの海洋画) |
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