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商品説明
なぜ今、ドライサーなのか。アメリカ都市小説の開拓者が、現代に問いかけるもの―傑作『アメリカの悲劇』『シスター・キャリー』で、隆盛を迎えるアメリカ資本主義を克明に描きあげたセオドア・ドライサー。急成長する大都市をいかに眼差し、その系譜はどのように受け継がれたのか。
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収録内容
1 | 第1部 『シスター・キャリー』論の再構築へ(『シスター・キャリー』にあらわれる群衆 |
2 | 『シスター・キャリー』と語りの文体 |
3 | 『シスター・キャリー』本文批評) |
4 | 第2部 ドライサーとアメリカ社会(謎と驚異と恐怖にみちた大都会 |
5 | 「アメリカの悲劇」はリンチから) |
6 | 第3部 ドライサーの系譜(ポー、ドストエフスキー、ドライサー |
7 | ドライサーとブレヒト |
8 | ドライサーと大戦後文学) |