断片・断章(フラグメント)を書く フリードリヒ・シュレーゲルの文献学
二藤拓人/著
二藤拓人/著
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商品説明
ドイツ・ロマン派の作家フリードリヒ・シュレーゲルの書記現場に実証的研究で迫り、思考と実践とが不可分に結びついた「書く」の系譜を浮かび上がらせる。最新のメディア文化史の知見に基づくことで、これまでのロマン派研究を刷新する野心作。
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収録内容
1 | 第1部 断章形式の成立(断片を読む―一八世紀末における断片の諸相 |
2 | 断章を構想する―術語的な語法への先鋭化 |
3 | 断章を書く―文体・書法の成立過程 |
4 | “間奏”「文献学」と「哲学」の分析―断章形式の一要素として) |
5 | 第2部 文化技術としての断章的書記(読みながら書く―手稿断章群の書記現場(1) |
6 | 下線を引く―手稿断章群の書記現場(2) |
7 | 組み合わせる―手稿断章群の書記現場(3)) |
8 | 結論 断片・断章のメディア文化学 |