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商品説明
苦しくても無理して笑ってた。君が声をかけてくれるまでは―。母が亡くなり、父が再婚したことがきっかけで“いい子”を演じるようになった高2の花枝七海。七海は家でも学校でも友達といるときも猫をかぶり、無理して笑って過ごしていた。そんなある日、七海は耐え切れず日々の悩みをSNSに吐き出す。すると突然“あお先輩”というアカウントからコメントが...。『俺の前ではいい子を演じようと無理しないで。ありのままでいて』そんな彼の言葉に救われ、七海は少しずつ前へと進みだす―。自分と向き合う姿に涙する青春恋愛物語。小説大賞特別賞!