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本/雑誌

後藤明生の夢 朝鮮引揚者の〈方法〉

東條慎生/著

3300円
ポイント 1% (33p)
発売日 2022年10月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2785269
JAN/ISBN 9784864882569
メディア 本/雑誌
販売幻戯書房
ページ数 325

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

読み/書くことの「自由」を体現し、日本/文学と格闘し続けた小説家・後藤明生。その背景には、「帝国」と「朝鮮」に挾み撃たれた少年期の体験があった。作家の足跡と全体像をポストコロニアルの文脈から読み解く、初の長篇後藤明生論。

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    収録内容

    1 序章 私という喜劇―後藤明生の「小説」
    2 第1部 『挾み撃ち』の夢―“初期”(「異邦人」の帰還―初期短篇1
    3 ガリバーの「格闘」―初期短篇2
    4 「引揚者」の戦後―『挾み撃ち』の夢1 ほか)
    5 第2部 失われた朝鮮の父―“中期”(故郷喪失者たちの再会―『思い川』その他と「厄介な問題」について
    6 引揚者の傷痕―引揚げ三部作1『夢かたり』
    7 それぞれの家/郷―引揚げ三部作2および『使者連作』 ほか)
    8 第3部 混血=分裂の近代日本―“後期”(分裂する日本近代と「転向」―『壁の中』
    9 メタテクストの方法―八〇年代1
    10 戦・死・墓―後藤明生の“戦争文学”・八〇年代2 ほか)
    11 終章 自由と呪縛―引揚者という方法

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