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商品説明
統合失調症は回復する病気です。回復するには、患者自身が病気のことを知ることが大切だと著者は言います。「薬は治療の主役ではありません。治療の主役はあなたです」。町医者として診療のかたわら、そして町医者を引退した後も、精神障害の患者さんやその家族と生活の場で共に語り合い、学び合ってきた著者が、患者さんやケアする家族に向け、書き綴ってきたニューズレターをまとめました。統合失調症という病について、精神科の治療の歴史について、統合失調症になったときの対処法、精神科医療は患者を回復させるためにどうあるべきか、などをわかりやすく説明します。回復に向けた養生のヒントと励ましの一冊です。
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収録内容
1 | 第1章 統合失調症は回復する病気です(人間だけが患う、人間的な疾患 |
2 | 統合失調症はこころの病気か、脳の病気か ほか) |
3 | 第2章 統合失調症になったら(幻聴や妄想だけが、治療の標的ではありません |
4 | 睡眠がしっかりしていれば、精神は大丈夫 ほか) |
5 | 第3章 統合失調症の養生法(夢と希望を抱いて、明るく生きよう |
6 | 生きる目的がはっきりすると強くなれます ほか) |
7 | 第4章 統合失調症の薬のはなし(初回処方は、単剤で少量からが原則 |
8 | 精神科の薬物療法は対症療法でしかない ほか) |
9 | 第5章 回復のための精神科医療へ(先生、あなたは患者さんに信頼されていますか |
10 | 先生、ゆっくり話を聴いて下さい ほか) |