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福島原発事故被災者苦難と希望の人類学 分断と対立を乗り越えるために

辻内琢也/編著 トム・ギル/編著

4950円
ポイント 1% (49p)
発売日 2022年10月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2790912
JAN/ISBN 9784750354699
メディア 本/雑誌
販売明石書店
ページ数 415

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

事故から11年。人間が引き起こした災害は戦後最大の「国内避難民」を生み、人々の生活に深い分断と苦悩をもたらし続けている。圧倒的暴力を前に我々は希望を見出すことができるのか。国内外の人類学者らが当事者とともに、隠蔽された社会構造を読み解く。

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    収録内容

    1 イントロダクション―分断と対立の根底にある問題群
    2 第1章 慢性状態の急性増悪―原発事故被害者に対する構造的暴力の解明
    3 第2章 突然の追放、突然の富、そして妬みと差別―福島県飯舘村長泥・強制避難者の苦難
    4 第3章 閉ざされたドア―東京・高層マンションにおける避難者コミュニティの苦闘
    5 第4章 日常の苦境、模索する希望―「強制避難」単身女性たちの暮らし
    6 第5章 福島から自主避難した母親たちのディレンマ―家族と社会を尊重しながら、どう放射能から子どもを守るか
    7 第6章 草の根からの「市民」と、国や東電が構築する「市民」―ゆらぐ「市民性」に対峙する市民放射能測定所
    8 第7章 住宅支援打ち切りへの抗議―自主避難者による抗議運動の成否を分けた六つの要因
    9 第8章 自主避難者が帰るとき―放射線防護対策と社会的適切性の狭間で
    10 第9章 「大熊町の私」から「私の中の大熊町」へ―ふるさとの構造的な喪失と希望の物語の生成
    11 第10章 分断と対立を乗り越えるために―当時小学生だった若者たちとの対話から
    12 エピローグ―苦難と希望の人類学

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