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雇用か賃金か日本の選択 (筑摩選書)

首藤若菜/著

1650円
ポイント 1% (16p)
発売日 2022年10月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2791332
JAN/ISBN 9784480017550
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 204

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

二〇二〇年、新型コロナウイルスの感染拡大により、航空業界は大きな打撃を受けた。売上が大幅に減ったなかで、これまで通り雇用を維持して賃金を払い続ければ会社が潰れる。「クビか、賃下げか」。世界中の航空会社において、労使がこの二極の間でギリギリの調整を行っていた。従来、日本は賃金引き下げが速く、人員削減が遅いとされてきた。それは今も変わらないのか。コロナ禍への対応の国際比較と、長期的に労働需要が減少した百貨店の事例から、日本の雇用調整の内実を明らかにする。

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    収録内容

    1 第1章 航空業界の苦境―ANAグループの事例(コロナに立ち向かう
    2 日本の空で何が起きたか
    3 雇用を守るため、賃金を削る
    4 人員の削減)
    5 第2章 リストラの断行―アメリカ、イギリス、ドイツの事例(アメリカ
    6 イギリス
    7 ドイツ)
    8 第3章 雇用を削るか、賃金を削るか―日本と欧米の比較(概念の整理
    9 パンデミック下の賃金調整
    10 雇用政策の影響
    11 雇用調整の速さと規模
    12 需要の戻りに対応できるか)
    13 第4章 長期的な雇用調整―百貨店の事例(出向と転籍の活用
    14 百貨店における雇用維持と出向
    15 長期雇用の光と影)
    16 第5章 働き続けることを保障する社会へ(企業レベルの雇用保障
    17 社会レベルの雇用保障)

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