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商品説明
『竜馬がゆく』『坂の上の雲』など、売上げが累計1億冊を超える大ベストセラー作家司馬遼太郎(1923~96)。日本史を主たるテーマに、人物を個性豊かに、現代への教訓を込めて記した作品は、多くの読者を獲得。「司馬史観」と呼ばれる歴史の見方は論争ともなった。本書は、司馬の生涯を辿り、作品を紹介しつつ、その歴史小説の本質、多くの人を魅了した理由を20世紀の時代とともに描く。国民作家の入門書でもある。
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収録内容
1 | 序章 国民作家と傍流の昭和史 |
2 | 第1章 傍系の学歴と戦争体験―昭和戦前・戦中期 |
3 | 第2章 新聞記者から歴史作家へ―戦後復興期 |
4 | 第3章 歴史ブームと大衆教養主義―高度成長とその後 |
5 | 第4章 争点化する「司馬史観」―「戦後五〇年」以降 |
6 | 終章 司馬遼太郎の時代―中年教養文化と「昭和」 |