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商品説明
目が見えないって「不幸」なこと?では「幸せ」ってどういうこと?「幸福な王子」「田園交響楽」グリム童話、ギリシャ悲劇...示唆に富む物語世界を「見えない」から読み解く力作評論。
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収録内容
1 | 1 みえるとか みえないとか―いろいろな「幸せさがし」の旅(自らの意志で光を失った王子はほんとうに「幸せ」だったのでしょうか?―「見える世界」から「見えない世界」へ |
2 | まったく見えなかった世界から光を獲得した少女ジェルトリュードはほんとうに「幸せ」だったのでしょうか?―「見えない世界」から「見える世界」へ |
3 | 吹き矢によって失明したジェロニモは「不幸せ」だったのでしょうか?―ずっと「見えない世界」のなかで ほか) |
4 | 2 みえるもの みえないもの―言語表現にひそむ「殻」と「芯」(「物語世界」にひそむもの―寓話や説話、民話や童話などから |
5 | 「綱渡りする言葉」とユーモア―笑いと涙の狭間で |
6 | 「あなただったら何をしましたか?」―極限状態における言葉の役割 ほか) |
7 | 3 みわたすもの みすえるもの―時空を超えて、「ギリシア悲劇」から現代小説まで(二つの「大悲劇」から―ソポクレス作「オイディプス王」とシェイクスピア作「リア王」 |
8 | 二つの「不思議な戯曲」から―メーテルリンク作「闖入者」と「盲目」 |
9 | 二つの「愛憎物語」から―モーパッサン作「盲人」とアミーチス作「クオレ」 ほか) |