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商品説明
今日では、地震の揺れを感じると数分後にテレビやインターネット上に震源の場所や各地の震度、マグニチュードなどが表示される。これは、各地で観測された地震記録から、自動的に地震波の到着時間や振幅が読み取られ、計算されているからである。この観測技術の発展は、巨大地震や噴火が起こるたびに整備されてきた観測体制と、地道な「観測」の積み上げによる結果である。本書は火山学・地震学を縁の下で支える「観測」に注目し、観測データを得るまでのプロセスや歴史的背景を解説。データを使用することがあたり前となっている今、自然科学の基礎である「観測」の重要性を見直すことができる一冊。
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収録内容
1 | 第1章 地震のいろいろ |
2 | 第2章 火山のいろいろ |
3 | 第3章 地震観測の黎明期 |
4 | 第4章 地震学の発展期 |
5 | 第5章 新しい時代の始まり |
6 | 第6章 地震予知 |
7 | 第7章 観測は研究の礎 |
8 | 第8章 地震学と火山学を支える観測 |
9 | 第9章 南極観測 |