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日本の「第九」 合唱が社会を変える

矢羽々崇/著

3080円
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発売日 2022年10月下旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2794399
JAN/ISBN 9784560094662
メディア 本/雑誌
販売白水社
ページ数 3

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ベートーヴェンが一八二四年に完成させた『交響曲第九番』(『第九』)は、世界中で演奏され、日本では特に年末に演奏されることで知られている。すでに戦前において、『第九』は「忠臣蔵」や「道成寺」に比せられ、上演すれば満員となる曲だった。単に名曲だから聴くというのではなく、文字通り親しまれてきたと言ってよい。本書は、日本の一九二五年前後から一九五五年前後、おおよそ昭和期の前半にあたる時期に限って、『第九』がいかに受け入れられ、定着していったかを論じていく。

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    収録内容

    1 序章
    2 1 大正期から第二次世界大戦期における『第九』―生徒たちが歌う(年末『第九』の端緒
    3 学生・生徒が歌う『第九』
    4 戦時期の『第九』―戦後とのつながり)
    5 2 戦後の『第九』―平和と自由を歌う(戦争が終わって
    6 『第九』のイメージと託されるメッセージ
    7 アマチュアの歌う『第九』)
    8 3 労音の『第九』―つながりを求めて歌う(労音以前の鑑賞団体と『第九』
    9 大阪の労音 十河巌と須藤五郎
    10 東京労音の『第九』)
    11 終章

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