本/雑誌

我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 / 原タイトル:OU EN SOMMES-NOUS?

エマニュエル・トッド/著 堀茂樹/訳

2420円
ポイント 1% (24p)
発売日 2022年10月下旬発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-2795096
JAN/ISBN 9784163916125
メディア 本/雑誌
販売文藝春秋
ページ数 316

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。「核家族」―高学歴エリートの「左派」が「体制順応派」となり、先進国の社会は分断されているが、英国のEU離脱、米国のトランプ政権誕生のように、「民主主義」の失地回復は、学歴社会から取り残された「右派」において生じている。「共同体家族」―西側諸国は自らの利害から中国経済を過大評価し、ロシア経済を過小評価しているが、人類学的に見れば、少子高齢化が急速に進む中国の未来は暗く、ロシアの未来は明るい。「直系家族」―「経済」を優先して「人口」を犠牲にしている日本とドイツ。東欧から人口を吸収し、国力増強を図るドイツに対し、少子化を放置して移民も拒む日本は、国力の維持を諦め、世界から引きこもろうとしている。

関連記事

    収録内容

    1 第11章 民主制はつねに原始的である
    2 第12章 高等教育に侵食される民主制
    3 第13章 「黒人/白人」の危機
    4 第14章 意志と表象としてのドナルド・トランプ
    5 第15章 場所の記憶
    6 第16章 直系家族型社会―ドイツと日本
    7 第17章 ヨーロッパの変貌
    8 第18章 共同体家族型社会―ロシアと中国
    9 追伸―リベラル・デモクラシーの将来

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品