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商品説明
木村素衞と高坂正顕の思想の共通性をとらえ、歴史哲学を基礎として「歴史的主体」の形成を意図した京都学派の教育学を再理論化する。ポストモダニズム以後、「主体」や「歴史」という大きな物語を喪失しつつある現在の教育哲学に対するダイナミックな示唆となる書。
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収録内容
1 | 序章 京都学派の教育思想の記述に向けて |
2 | 第1章 戦後の教育学における京都学派 |
3 | 第2章 高坂正顕の教育思想 |
4 | 第3章 なぜ歴史の主体でなくてはならないのか |
5 | 第4章 木村素衞の教育思想 |
6 | 第5章 歴史的主体形成の思想としての京都学派の教育思想 |
7 | 第6章 人はいかにして歴史の主体として生きるのか |
8 | 終章 無の場所としての学校教育の構築へ |
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