本/雑誌
女を書けない文豪(オトコ)たち イタリア人が偏愛する日本近現代文学
イザベラ・ディオニシオ/著
1815円
ポイント | 1% (18p) |
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発売日 | 2022年10月下旬発売 |
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商品説明
『舞姫』『こころ』『真珠夫人』etc.ああも女心をわからないのは、なぜ??古典文学ではあんなに巧みだったのに(嘆)。日本文学を偏愛し、恋愛下手も自認する翻訳者が文学史の誇る「最もくどくてどうしようもない男」たちから謎に迫る。未読でも既読でも楽しめる、ロマンスで読み解く日本近現代文学。
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収録内容
1 | 第1章 恋に恋してるだけ 泣き止めばケロッとするオトコたち(元カノって、忘れなきゃダメですか―森〓外『舞姫』一八九〇年 |
2 | ママの呪縛―徳富蘆花『不如帰』一八九九年 |
3 | 妄想こそはオジサンの生きる道―田山花袋『蒲団』一九〇七年) |
4 | 第2部 結局のところ、俺様が主人公 意識高い系の憂鬱に悩むオトコたち(大人のこころの謎解き―夏目漱石『こころ』一九一四年 |
5 | 妖婦は男性によって創られた―谷崎潤一郎『痴人の愛』一九二五年 |
6 | 男性重視はどうにも隠せない―太宰治『ヴィヨンの妻』一九四七年 ほか) |
7 | 第3章 とことんウザいいつまでも諦めないオトコたち(ロマンチック・ラブという「病」―尾崎紅葉『金色夜叉』一八九八年 |
8 | 「新しい女」まで後一歩は本当か?―菊池寛『真珠夫人』一九二〇年 |
9 | ほんとうに怖い恋愛の話―江戸川乱歩『人でなしの恋』一九二六年) |