著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
ニホンオオカミの最後は、じつははっきりしていない。明治38年の和歌山県が最後といわれるが、それは標本として残されている最後のオオカミでしかない。東北の地で、野生動物と人の関係を追いかけた作家が、オオカミの最後を追う。「狼酒」や「狼祭り」の発見、貴重な歴史的資料。東北の地で明治・大正を生き、オオカミの最後を見てきた山の民の最後の遺言を集め、藩政の書面をたどりながらニホンオオカミの最後に迫る。
関連記事
収録内容
1 | 狼酒の発見 |
2 | 狼の民俗 |
3 | ニホンオオカミの正体 |
4 | 狼の生態 |
5 | 江戸時代の狼 |
6 | 荒れる狼 |
7 | 明治九年、狼の子を天覧 |
8 | 狼の首に賞金 |
9 | 売り物になった狼 |
10 | 狼狩りの証言 |
11 | 恐るべき攻撃力 |
12 | いたましい最後 |
13 | 狼の形見 |