本/雑誌
東ドイツある家族の物語 激動のドイツを生きた、四代のファミリーヒストリー / 原タイトル:Haltet euer Herz bereit
マクシム・レオ/著 木畑和子/訳
2750円
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発売日 | 2022年11月上旬発売 |
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商品説明
帝政、共和制、ファシズム体制、占領体制につづいて、東西への分裂を経て統一に至るまで、六回もの体制変換が行われた20世紀ドイツ。アウシュヴィッツで殺害された共産主義者の曾祖父。フランスに亡命しパルチザンとして闘い、東ドイツではジャーナリストとなった祖父。「第三帝国」では小ナチとなり、東ドイツでは小スターリンとして生きたもう一人の祖父。ナイーヴで社会主義の理想に忠実だった母。常に東ドイツに批判的だった父。そして政治に無関心だった著者。
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収録内容
1 | プロローグ 僕の祖父ゲアハルト |
2 | 店舗の家―僕の家族 |
3 | 秘密―母アンネの子ども時代 |
4 | 確信―新聞社でのインターンシップ |
5 | 告発―体制とのせめぎあい |
6 | ストリートチルドレン―父ヴォルフの子ども時代 |
7 | 不良少年―ヴォルフの青春 |
8 | ルーツ―二人の祖父 |
9 | ベルリン国立オペラ劇場―ゲアハルト一家フランスへ亡命 |
10 | 警告―キッチンボーイからレジスタンスへ |
11 | 拷問―ゲアハルトの逮捕 |
12 | 敵―パルチザンへ、そして共産党員に |
13 | 勝利者―ドイツ軍の降伏 |
14 | 玩具―ナチ党員になった父方の祖父ヴェルナー |
15 | 日記―ヴェルナーの捕虜生活 |
16 | 痛み―ヴェルナーの帰還、そして社会主義者に |
17 | 疎外―ゲアハルトとDDR国家 |
18 | 衝突事故―僕とDDR |
19 | 異議申し立て―順応か抵抗か |
20 | 同行者―アウシュビッツで死んだ母方の曾祖父 |
21 | 信仰告白―西ドイツへの憧れ |
22 | 春の兆し―DDR体制終焉の気配 |
23 | シュプレヒコール―壁崩壊前夜 |