本/雑誌
精神分析のゆくえ 臨床知と人文知の閾
十川幸司/編著 藤山直樹/編著 國分功一郎/〔ほか執筆〕
3740円
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発売日 | 2022年11月発売 |
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商品説明
精神分析はどこに向かうのか?フロイトによる「素人分析」の問い、ルソーと倒錯論、精神病体験と欲動論の未来、イタリア現代思想、情動のデモクラシー、そして移行対象とポリリズムへ―人文学との討議より生まれ、ふたたび人文学へ帰還する、精神分析のダイナミズム。
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収録内容
1 | 1 素人分析の問題(素人が精神分析理論を論じることの問題―フロイト「素人分析の問題」から出発して |
2 | 精神分析はどこにあるのか、精神分析家とは誰か―レイ・アナリシス論文を素材にフロイトと対話する |
3 | 〈討議の後に〉精神分析の「幼年期の終わり」) |
4 | 2 倒錯(倒錯と法―「症例」ルソーとその思想 |
5 | 倒錯の一般的な特徴 |
6 | 〈討議の後に〉他者性の否認、愛の砂漠) |
7 | 3 精神病はいま(精神病体験の本態を探る |
8 | 欲動論の未来―精神病と自閉症 |
9 | 〈討議の後に〉私たちは「精神病」について、まだ何も知らない) |
10 | 4 現代思想(ジョルジョ・アガンベンと精神分析 |
11 | 共感の共同体論再考―来たるべきテレパシー民主主義のために |
12 | 移行対象とポリリズム―精神科閉鎖病棟における「遊び」の試み) |