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商品説明
明治政府樹立から昭和期の軍国主義にいたる過程で、近代教育にしのびこんでゆく「尚武」と「錬成」を、近世から連続する地方と国家の育英事業史にみる。現代の奨学金制度へとつながる問題を問う。
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収録内容
| 1 | 序章 「育英」事業としての近代日本の人材養成 |
| 2 | 第1章 育英事業の前提としての武術修行と士族授産活動 |
| 3 | 第2章 同郷会の設立 |
| 4 | 第3章 日清・日露戦争期の将校養成と武官養成会の設立 |
| 5 | 第4章 明治後期における高等教育と育英事業の隆盛 |
| 6 | 第5章 大正デモクラシー期における初等・中等教育支援要請の高まり |
| 7 | 第6章 アジア・太平洋戦争下における育英団体の合同と戦争協力 |
| 8 | 第7章 大日本育英会の設立と地方・民間育英団体 |
| 9 | 第8章 郷土教学の建設 |
| 10 | 終章 近代日本の育英事業とは何であったのか |
