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商品説明
今や古典となった『言葉と物』『差異と反復』『グラマトロジーについて』をめぐって紡がれた、この「三つの物語」は、一九七八年、衝撃とともに刊行された。哲学者が登場するものの「哲学の物語」ではない。概説書でも研究書でもない。本書は類を見ない批評論=批評の実践であり、「読むことの物語」である。瑞々しく、そぎ落とされた文体で“批評”を体現しつづける著者の真骨頂。
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収録内容
1 | 1 肖像画家の黒い欲望―ミシェル・フーコー『言葉と物』を読む |
2 | 2 「怪物」の主題による変奏―ジル・ドゥルーズ『差異と反復』を読む |
3 | 3 叙事詩の夢と欲望―ジャック・デリダ『グラマトロジーについて』を読む |