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商品説明
日本を代表する作家・夏目漱石が生きた時代は、鉄道の開通と旅の快適化、蒸気船の就航、自転車の普及、自動車の出現...と、日本の近代交通が発展した時期と重なる。名が知れていくのと並行して移り変わる交通事情を、漱石はどのように見ていたのだろうか。日記や小説の描写を通じ、「交通」という新たな軸から文豪の生涯をたどる。
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収録内容
1 | プロローグ―苦労人から大文豪へ |
2 | 活発に旅した学生時代 |
3 | 松山時代・熊本時代の旅行 |
4 | 憧れの欧州航路 |
5 | ロンドン留学時代 |
6 | 満韓ところどころ |
7 | 漱石と人力車・馬車・自転車 |
8 | 路面電車と郊外電車 |
9 | 漱石先生の汽車旅 |
10 | 漱石と乗り物・縦横無尽 |
11 | エピローグ―漱石の旅は続く |