本/雑誌

移住労働とディアスポラ政策 国境を越える人の移動をめぐる送出国のパースペクティブ

明石純一/編著 首藤もと子/著 小川玲子/著 安里和晃/著 馬文甜/著 手塚沙織/著 青木元/著 人見泰弘/著 鹿毛理恵/著 櫻間瑞希/著 佐々木優香/著

6050円
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発売日 2022年11月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2802937
JAN/ISBN 9784904074732
メディア 本/雑誌
販売筑波大学出版会
ページ数 324

商品説明

本書は、移住労働者を中心とする人の国際移動の現在や、それに付随する政策課題について、送出国側の政策・制度・アクターの動向とあわせて読み解こうとするものである。本書は2部構成となっており、第1部では、移住労働の背景・過程・帰結を、関係各国の政治経済的文脈と関連づけながら、実証的に分析している。第2部では、自国出身の国際移住者に対する送出国政府の働きかけ、すなわちディアスポラ政策の展開を考察している。

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    収録内容

    1 序論 現代における人の越境―アジアと日本
    2 第1部 移住労働の枠組み―課題と挑戦(移住労働をめぐるASEANの地域ガバナンス―制度化の動向と課題
    3 アジアを越境するケア労働の制度化過程
    4 特定技能制度の創設と国際労働市場をめぐる送出国の動向
    5 中国人の海外就労をめぐる政策史的考察
    6 米印間の高度人材の移動をめぐる齟齬とせめぎあい―WTOへの提訴から ほか)
    7 第2部 ディアスポラ政策の展開とエスニックコミュニティの現在(移民出身国と在外自国民―ビルマ(ミャンマー)のディアスポラ政策とその影響
    8 スリランカン・ディアスポラの変遷と労働力輸出政策
    9 タタールスタン共和国によるディアスポラ政策と各地のタタール・コミュニティ
    10 在日ブラジル人の定住化をめぐるディアスポラ政策の展開と実践)
    11 終論 国境を越える人の移動が紡ぐ新しい関係

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