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商品説明
バルザックにあった「始原の探偵小説」。探偵vs密偵という構図に、社会の暗黒をも照らすフランス探偵小説独自の原型を発見し、文学と探偵小説、並行しつつも分岐した歴史の深層を跨いで、その固有性と全体像を提示。作品構造と叙述コードの分析を踏まえた、通時性と原理論を併せもつ書下し探偵小説論1800枚!フランス探偵小説ベスト33、探偵映画ベスト33付。
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収録内容
1 | 0 序論(快楽の仏蘭西探偵小説 |
2 | 探偵小説7つのコード ほか) |
3 | 1 始原の探偵小説(バルザック探偵小説 |
4 | マルチチュードの予感 ほか) |
5 | 2 始原の第二幕 英仏海峡波高し(ガボリオから涙香へ |
6 | ヴェルヌ―青春の帝国主義 ほか) |
7 | 3 絶対密室のほうへ(不可能犯罪とは一つの詩である |
8 | バルザックの赤い密室 ほか) |
9 | 4 白耳義探偵小説のパサージュ(パサージュの向こう側 |
10 | 暗闇路地のジャン・レイ ほか) |
11 | 5 純粋探偵小説を求めて(誰彼のロマン・ポリシェ |
12 | 亡命者シムノン ほか) |
13 | 6(フランス探偵小説ベスト33 |
14 | フランス探偵映画ベスト33) |