本/雑誌
生態人類学は挑む SESSION6
『生態人類学は挑む』編集委員会/〔編〕
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発売日 | 2022年12月上旬発売 |
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商品説明
現代の「人間」の輪郭を浮かび上がらせる試みは、人類が葛藤のなかで培った「耐える」力を探ることから始まる。絶滅の危機にある種と感染症との闘い、焼畑農耕による森の破壊と再生の連関、変動する島環境のなかで移住によって命をつなぐ人々―積み重ねてきた知恵を足場に自らを改変するダイナミズム。
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収録内容
1 | 第1部 アウター・ワールド再考(環境の生成と消滅―人新世とエスノプライマトロジー |
2 | アグロフォレストリーとともに生きる―チャ・コーヒー・カカオ栽培の事例より |
3 | タンザニア農村における家畜飼養のこれから―家畜感染症の流行に学ぶ) |
4 | 第2部 反転するインナー・ワールドとアウター・ワールド(つながりを維持し、葛藤を引き受ける―フィジー・キオア島における変化にたえることの歴史と現在 |
5 | 霊長類の社会変動にみるレジリエンス |
6 | 「互恵」と「共感」にもとづく正義の実現―共同体ガバナンスと葛藤解決における普遍的道徳基盤のはたらき) |
7 | 第3部 渾沌を生きる(国境を越えた集団移住と「環境難民」―歴史経験が生み出すバナバ人の怒りと喪失感 |
8 | 個の死と類の亡夫をめぐる人類学的素描 |
9 | カソゲの森にきざすもの―ヒトがもたらす撹乱と生成) |