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商品説明
始上のK‐POP入門。韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣ぎ、言語学者であり美術家でもある著者が、そして音楽をこよなく愛する著者が、ヒットチャートやお金などの市場の論理からではなく、言語学と美学の視座から、K‐POP MV(ミュージック・ビデオ)のことば、こゑ、音と光、そして身体性をこれでもかとばかりに愉しみ尽くす!しばしば“Kぽ愛”も炸劣させつつ、新たなるコレアネスクの世界像たちを満腔の熱き思いで共にする。Kアートの歓喜と喜悦の原理を読み解く、講義形式の評論エッセイ。
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収録内容
1 | 前奏 これがK‐POPだ―“Kぽ”入門のために |
2 | 第1講 K‐POPはどこに在るのか―なぜYouTubeか、なぜMVか(K‐POP、その刺激体験の領野 |
3 | K‐POPはTAVnet(タブネット)時代の音楽のかたちだ ほか) |
4 | 第2講 K‐POP MVの世界像―詩と像と身体(それは「世界観」などではない、めくるめく“世界像”なのだ |
5 | 仮想現実の夢は三・一一で崩壊した、ではK‐POPはどうした? ほか) |
6 | 第3講 K‐POPのことば―〓(レブ)とラップの間(なぜ韓国語のラップは刺さるのか |
7 | オノマトピアとしての韓国語―擬声擬態語のユートピア ほか) |
8 | 第4講 K‐POPの時間―変化を、変化を、もっと変化を(予定調和を排す―変化という快楽 |
9 | 色彩の百変化―さあ、これについて来れるか? ほか) |
10 | 第5講 K‐POPとはいかなる存在か―ことばと音と光が明滅する(“ことば”性と“はなし”性―詩の両極 |
11 | 象徴詩の断片の集積としてのK‐POPの詩 ほか) |
12 | 最終楽章 K‐POPに、栄光あれ―戦争と最も距離が遠いかたち |