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桶狭間の戦いから三年―喧嘩のはずみで人を死なせ、村を出奔した十七歳の茂兵衛は、松平家康の家来である夏目次郎左衛門に拾われる。折しも、三河では家康と一向宗が対立、本来なら鉄の結束を誇る家康家臣団にも一揆側に走る者が相次ぐなど、家中は大いに揺れていた。そして、熱心な一向宗門徒である次郎左衛門もその一人であった。武士人生ののっけから、立身出世どころか国守に弓を引く謀反人になってしまった茂兵衛。波乱の世に漕ぎ出した新米足軽の運命やいかに!?戦国足軽出世物語、いざ開幕!(「足軽仁義」)。戦国足軽出世物語、いざ開幕。