本/雑誌
親子は生きづらい “トランスジェンダー”をめぐる家族の物語
勝又栄政/著 清水晶子/鼎談 東畑開人/鼎談
3740円
ポイント | 1% (37p) |
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発売日 | 2022年12月発売 |
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商品説明
女として生まれ育ち、「ふつう」を願い、罪悪感に押しつぶされながら、男になりたいとカミングアウトした、「僕」の物語。急転する子どもの人生にとまどい、憤り、悲しみ、それでも子どもと共に歩むことをあきらめなかった、「母」の物語。トランスジェンダーの医療概念と社会通念の変遷、家族を取り巻く社会構造の変容に翻弄されながら交差する2つの物語は、ついにひとつの結論にたどりつく―
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収録内容
1 | 第1部 とまどいの中を生きる―カミングアウトと家族の物語(親へのカミングアウト |
2 | 誕生と違和感―幼少期~中学校時代 |
3 | 反発と孤独―高校~大学時代(カミングアウト前) |
4 | カミングアウトの明暗―告白と母の背景 |
5 | 母と子、異文化の咀嚼と変化―母との対話と終戦 |
6 | 身体の変化と初めて生まれた“夢”―手術~大学受験/生き直し) |
7 | 第2部 長い闇を超えて(22歳から見る未来 30歳から見た過去 |
8 | 男と女のはざまで―境界から見えたもの |
9 | 心地よさと寄る辺なさと―当事者コミュニティへの帰属と格差 |
10 | 傷つく私・傷つける私―立場の反転による価値観の瓦解 |
11 | 「わたしは罪人」―社会での葛藤と劣等感の再燃 |
12 | 暗い闇の中から―他者の関わりと回復への光 |
13 | 違ったままで、でも共に―親子の10年間の結論) |