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商品説明
18世紀フランスの政治家・法律家にして稀代の美食家が著した『味覚の生理学』。世界中で今も読まれ、『美味礼讃』の邦題でも親しまれるこの書物は、なぜ食の総合学たる「ガストロノミー」の聖典とされ続けるのか。日本の料理文化を牽引した著者が、食・歴史・地理・美術・文学の広汎な知見を総動員し、サヴァランの思考を辿り、料理の精髄を語り尽くす!
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収録内容
1 | 第1講 ブリヤ=サヴァランと『味覚の生理学』(ブリヤ=サヴァランとはどういう人だったか |
2 | 『味覚の生理学』初版その他 |
3 | 『味覚の生理学』の構成、その他) |
4 | 第2講 食べ物と新しい歴史学(『味覚の生理学』の背景も知っておきたい |
5 | ブリヤ=サヴァランの対極にいた人たち |
6 | パリの食糧、その他) |
7 | 第3講 「おいしさ」とその表現(「教授のアフォリスム」を読む |
8 | ブリヤ=サヴァランが好んだ料理 |
9 | 「おいしい」という言葉/味の表現) |
10 | 第4講 ワイン事情(ブリヤ=サヴァランとワインのことなど |
11 | 一九世紀のワイン事情) |
12 | 第5講 ガストロノミーとガストロノームの系譜(ガストロノミーとグルマンディーズ |
13 | ガストロノームの系譜) |