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商品説明
アテナ、アマテラス、マリア―処女でありながら母でもあるという特殊性を帯びた彼女たちは、なぜそれぞれの信仰において至高女神の地位を占めえたのか。旧石器時代の大女神から、これら処女母神への移行は何を意味するのか。時代も地域も異なる神話の共通点から、人類に普遍的な社会の原像を見出し、新たな神話の可能性を探る比較宗教学の挑戦!
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収録内容
1 | 第1部 「大母神」と「処女母神」(大母神から職能女神へ―旧石器時代の洞窟女神から考える |
2 | 女性の神話学 |
3 | 処女母神の神(話)学) |
4 | 第2部 日本の女神と女性(女性のなかでただ一人―アマテラス神学生成の比較神話学的考察 |
5 | なぜ「妹の力」だったのか) |
6 | 第3部 ギリシアの女神と女性(女神とポリス―アテナとアテナイ |
7 | アルテミスからダイアナへ―西洋における山野の女神像の変遷 |
8 | 女による暴力と女への暴力―ギリシア悲劇への暴力性と女性像 |
9 | 女たちを笑う男たち―ギリシア喜劇の女性像) |