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戦前日本の私娼・性風俗産業と大衆社会 売買春・恋愛の近現代史

寺澤優/著

5500円
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発売日 2022年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2814351
JAN/ISBN 9784908672613
メディア 本/雑誌
販売有志舎
ページ数 4

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

かつて売春が合法とされていた時代に存在した違法な売春。それはなぜ存在し、人々はそこに何を求め、モダニズム下でどのように変容したのか。戦前日本の性風俗に関する意識とその構造を明らかにする。

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    収録内容

    1 序章 近代日本における私娼・性風俗研究の可能性
    2 第1部 大正期の私娼と“準公娼制度”への編入―芸妓・酌婦の実態と震災後の再編(大正芸妓の売買春と黙認問題
    3 東京二大銘酒屋街形成と「私娼撲滅」の挫折
    4 戦前期の全国芸妓屋同盟会の設立と拡大―逃亡防止ネットワークから仲裁機関へ)
    5 第2部 身売り問題と花柳界遊びにみる“準公娼制度”の限界(身売りと都市売買春産業がかかえる問題―芸娼妓酌婦紹介業を中心に
    6 花柳界がうみだす花柳界弱者と廃娼論―村嶋歸之『歓楽の墓』から
    7 大正期の「恋愛」論における「個」と人格―厨川白村『近代の恋愛観』を中心に)
    8 第3部 「エロ・グロ・ナンセンス」時代の到来―売買春から「擬似恋愛」的性風俗産業へ(一九三〇年代のカフェーの性風俗化による「女郎屋ハカイ」
    9 カフェーにおける性の「大衆」化が示すもの―「擬似恋愛」と「自由」性の希求
    10 ダンスホール閉鎖問題にみる戦時の性風俗・「自由恋愛」のゆくえ―「舞踏場及び舞踏教授所の取締に関する件」から ほか)

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