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商品説明
小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。
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収録内容
1 | 徳富蘇峰という始点 |
2 | 第1部 精神的開国(徳富蘇峰の出発 |
3 | 徳富蘇峰の思想と文体 ほか) |
4 | 第2部 文学者の顔と政治家の顔(ポヱチカルな俗語 |
5 | 社会の罪を暴く ほか) |
6 | 第3部 成長する不健全(深刻の季節 |
7 | 群生する人生観 ほか) |
8 | 終章 文の明治史 |