著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
サイレントのチャンバラの評価が永遠に高い理由とは?「人間が描かれている」とはどういうことなのか。なぜ、すべては『大菩薩峠』に始まるのか。テレビとは何を明らかにしたメディアだったのか。表沙汰にならなかった「近代」の謎、そして、なぜ時代劇は終わったのか。チャンバラ映画の枠組みを超えて「娯楽」の本質に迫った、最上級の大衆文化論!
関連記事
収録内容
1 | 第4講 チャンバラ映画の流れと、青年の研究(「手前ェ達のやることは危っかしくて見ていられねェや」と椿三十郎は言った |
2 | 鞘のない刀と、残酷への道 |
3 | 『用心棒』と残酷時代劇 |
4 | 走りたい、男の動きとチャンバラ映画 |
5 | 裾の抑圧 ほか) |
6 | 終講 あの笑顔、そしてその笑顔(子供の登場と立川文庫の真骨頂 |
7 | 沢島忠監督と全盛期ゴッタ煮東映チャンバラ映画 |
8 | 走る、走る―その為の要諦、鍋とゴッタ煮 |
9 | 大職人監督マキノ雅弘は、あの阪妻をこう走らせた |
10 | 東映版“ローマの休日”で美空ひばりは走り出し、そのことによって時代劇は役目を終える ほか) |