著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。彼らは創設から一貫して経営母体を持たず、その運営を演奏家たち自身が行なっている。なぜ彼らは長きにわたり後ろ盾なしで存続し、伝統を守り続けてこられたのか。活動が困難を極めたコロナ禍での動きから、奏者による“民主制”の内実、名音楽家や戦争との関わりまで。その歴史を辿り、楽団員への取材を通して、壮麗な奏楽の背後に潜む組織原理をさぐる。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 音楽界のファーストペンギン |
2 | 第2章 ウィーン・フィルとは何者か? |
3 | 第3章 ウィーン音楽文化と自主運営の歴史 |
4 | 第4章 戦争が落とした影 |
5 | 第5章 王たちの民主主義 |
6 | 第6章 アート・マネジメントの先駆として |