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商品説明
一八七一年、近代国家建設に伴う国民統合のため、明治政府により布告された「解放令」。制度上では四民平等が謳われながらも、差別は人々の意識に内面化され、時代ごとに形を変え、現代まで根強く存続するに至る。差別はいかに再編され、維持されてきたのか―。原著刊行後の動向を増補し被差別部落をめぐる差別の構造をていねいに解き明かす通史決定版。
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収録内容
1 | 第1章 近代国家の成立と再編される身分 |
2 | 第2章 帝国のなかの部落問題 |
3 | 第3章 解放か融和か |
4 | 第4章 「国民一体」と人種主義の相克 |
5 | 第5章 戦後改革のなかで |
6 | 第6章 「市民社会」への包摂から“いま”へ |