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商品説明
1945年、19歳で学徒出陣により徴兵され、戦争と軍隊を嫌悪した渡辺。政治記者となって目にしたのは、嫉妬が渦巻き、カネが飛び交う永田町政治の現実だった―。「総理大臣禅譲密約書」の真相、日韓国交正常化交渉と「極秘合意メモ」スクープ、沖縄返還の裏側、歴代総理の素顔。戦後日本が生んだ稀代のリアリストが、縦横無尽に語り尽くす。
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収録内容
1 | 戦後政治“最後の証人”―永田町を睥睨する主筆室 |
2 | 敗戦―原点となった戦争体験 |
3 | 共産党活動―学んだ権力掌握術 |
4 | 新聞記者と“運命の山”―命を賭した武装組織の取材 |
5 | 永田町の現実―せめぎ合う保守勢力 |
6 | 岸信介と安保改定―民意を得られなかった“戦前性” |
7 | 密約と裏切り―政治家たちの権謀術数 |
8 | 盟友・中曽根康弘―“二人三脚”で目指した総理の座 |
9 | 日韓国交正常化交渉―取材者か、当事者か |
10 | 沖縄返還―問われたジャーナリズムの姿 |
11 | 田中角栄―知られざる戦争体験と、その虚実 |
12 | 中曽根政権―戦場体験と現実主義 |
13 | 喪失されゆく“共通基盤” |
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