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商品説明
私たちの行動はいま生きている世代に限らず、遠い未来にまで影響を与えることがある。テクノロジーの発達によってもたらされた行為と結果の大きな時間差は、私たちの社会に倫理的な課題を次々投げかける。気候変動、放射性廃棄物の処理、生殖細胞へのゲノム編集...。現在世代は未来世代に対して倫理的な責任があるのならば、この責任をどのように考え、どのように実践したらよいのか。倫理学の各理論を手掛かりに、専門家任せにせず私たちが自らの考えを形作るための一冊。
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収録内容
1 | 第1章 未来倫理とは何か?(そもそも倫理とは |
2 | 倫理学の仕事 ほか) |
3 | 第2章 未来倫理はなぜ必要なのか?(自然の自己修復能力 |
4 | 技術の歴史―「模倣」から「支配」へ ほか) |
5 | 第3章 未来倫理にはどんな理論があるのか?(契約説 |
6 | 功利主義 ほか) |
7 | 第4章 未来倫理はどんな課題に応えるのか?(気候変動 |
8 | 放射性廃棄物処理 ほか) |
9 | 第5章 未来倫理は未来を予見できるのか?(テクノロジーと社会 |
10 | 未来をどのように予測するのか ほか) |