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商品説明
一九九一年、ウクライナはソ連からの独立を宣言し、市場経済という未知の世界へと漕ぎ出した。九二年五月から半年間、独自通貨創造に苦闘する現場に身を置いたエコノミストによる、ゼロからの国づくりの記録。勃興するナショナリズム、東西分裂の不安など、現在に続く問題の火種はすでに撒かれていた―。二〇一四年マイダン革命、二二年ウクライナ戦争への追記「誰にウクライナが救えるか(正・続)」を収録。
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収録内容
1 | 序章 ウクライナとの出会い |
2 | 第1章 国民経済創造へ―ゼロからの国づくり |
3 | 第2章 金融のない世界 |
4 | 第3章 激しいインフレ下の生活風景 |
5 | 第4章 東へ西へ ウクライナ地方周遊 |
6 | 第5章 経済の安定化を目指して―ウクライナの悩みと楽観 |
7 | 第6章 国民通貨確立への道 |
8 | 第7章 石油は穀物より強し |
9 | 終章 ドンバスの変心とガリツィアの不安 |