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『啓蒙の弁証法』を読む

上野成利/編 高幣秀知/編 細見和之/編

2750円
ポイント 1% (27p)
発売日 2023年01月下旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2822540
JAN/ISBN 9784000615785
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 292

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

啓蒙の極限たる最高の知的段階に達したかに見える文明が、なぜナチスという野蛮に転化したのか―。ホルクハイマーとアドルノの主著『啓蒙の弁証法』における複雑に入り組んだ「理性の自己批判」の理路を余すところなく読み解き、前史から後史に至るドイツ思想、フランス現代思想、アメリカ批判理論との関係をも踏えて、この難解な書物の全体像を解明する。

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    収録内容

    1 第1部 テクストを読む(啓蒙の概念―理性の自己省察を求めて
    2 オデュッセウス論―主体性の原史と神話
    3 ジュリエット論―自己保存原理と道徳
    4 文化産業―文化と産業との相克
    5 反ユダヤ主義の諸要素―同一化としての反ユダヤ主義、その原史
    6 手記と草案―新たな弁証法的人間学へ)
    7 第2部 コンテクストを読む(『啓蒙の弁証法』の思想史的位置と意味―その前史から後史へ
    8 来たるべき啓蒙への問い―フランス現代思想と『啓蒙の弁証法』
    9 『啓蒙の弁証法』から新自由主義批判へ―アメリカ批判理論の展開)
    10 特別奇稿 ヴェーバーからアドルノへ―アメリカ体験をめぐって
    11 訳者として今思うこと―アドルノの語り口のむずかしさと魅力をめぐって

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