本/雑誌
日活ロマンポルノ性の美学と政治学
志村三代子/編 ヨハン・ノルドストロム/編 鳩飼未緒/編 長門洋平/〔ほか著〕
3850円
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発売日 | 2023年01月下旬発売 |
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商品説明
低迷する日本映画界に激震をもたらし、性表現の是非をめぐり権力を挑発し、多彩な若手監督を輩出し、現代日本映画の礎のひとつにもなった、作品総数1100以上とも言われる希代未聞・驚天動地のプログラム・ピクチャー(日活ロマンポルノ)とは何だったのか?作品、監督、俳優、そしておなじみ(団地妻)にはじまり、ゲイカルチャーとその周辺、レズビアン・ストリッパー、スウェーデン・ポルノ、わいせつ裁判など、多様にして目覚ましい論点からひもとく(日活ロマンポルノ)の勃興から消沈まで。
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収録内容
1 | 「SMの女王」谷ナオミ論 |
2 | ロマンポルノと人形浄瑠璃の邂逅―『マル秘女郎責め地獄』におけるふたりのヒロイン |
3 | 神代辰巳の音響空間―日活ロマンポルノにみる選曲とアフレコの美学 |
4 | 日活ロマンポルノ裁判(一九七二‐一九八〇年)―金儲けのための「汚い」芸術 |
5 | レズビアン・ストリッパーと劇場文化―桐かおるの映画 |
6 | 日活ロマンポルノのハッテン史―「普通ではない」とされる男たちの勃起 |
7 | 金髪アニマルたち―日活ロマンポルノに見る“Swedish Sin” |
8 | 帰ってきた団地妻とその夫―ロマンポルノリターンズ再考 |
9 | インタビュー ハートがないと絶対に演じられない 白川和子インタビュー |
10 | “人間を描く”を合言葉にしていた 岡田裕インタビュー |
11 | 性と映像についてワンランク超えた時代 根岸吉太郎インタビュー |
12 | 撮影所は時間との闘い 日活・谷口公浩インタビュー |
13 | 運動体としてのロマンポルノ 日活・金山功一郎インタビュー |
14 | 熱量に圧倒されて呆然とした 日活・高木希世江インタビュー |