本/雑誌

日活ロマンポルノ性の美学と政治学

志村三代子/編 ヨハン・ノルドストロム/編 鳩飼未緒/編 長門洋平/〔ほか著〕

3850円
ポイント 1% (38p)
発売日 2023年01月下旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2822635
JAN/ISBN 9784801006867
メディア 本/雑誌
販売水声社
ページ数 323

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

低迷する日本映画界に激震をもたらし、性表現の是非をめぐり権力を挑発し、多彩な若手監督を輩出し、現代日本映画の礎のひとつにもなった、作品総数1100以上とも言われる希代未聞・驚天動地のプログラム・ピクチャー(日活ロマンポルノ)とは何だったのか?作品、監督、俳優、そしておなじみ(団地妻)にはじまり、ゲイカルチャーとその周辺、レズビアン・ストリッパー、スウェーデン・ポルノ、わいせつ裁判など、多様にして目覚ましい論点からひもとく(日活ロマンポルノ)の勃興から消沈まで。

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    収録内容

    1 「SMの女王」谷ナオミ論
    2 ロマンポルノと人形浄瑠璃の邂逅―『マル秘女郎責め地獄』におけるふたりのヒロイン
    3 神代辰巳の音響空間―日活ロマンポルノにみる選曲とアフレコの美学
    4 日活ロマンポルノ裁判(一九七二‐一九八〇年)―金儲けのための「汚い」芸術
    5 レズビアン・ストリッパーと劇場文化―桐かおるの映画
    6 日活ロマンポルノのハッテン史―「普通ではない」とされる男たちの勃起
    7 金髪アニマルたち―日活ロマンポルノに見る“Swedish Sin”
    8 帰ってきた団地妻とその夫―ロマンポルノリターンズ再考
    9 インタビュー ハートがないと絶対に演じられない 白川和子インタビュー
    10 “人間を描く”を合言葉にしていた 岡田裕インタビュー
    11 性と映像についてワンランク超えた時代 根岸吉太郎インタビュー
    12 撮影所は時間との闘い 日活・谷口公浩インタビュー
    13 運動体としてのロマンポルノ 日活・金山功一郎インタビュー
    14 熱量に圧倒されて呆然とした 日活・高木希世江インタビュー

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